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設立趣意書

 1980年3月、市民の知る権利を実効的に保障するための情報公開法制定を求めて非営利市民団体「情報公開法を求める市民運動」(以下、「市民運 動」)が設立されました。1981年1月、「市民運動」は「情報公開権利宣言」「情報公開8原則」を発表し、その理念の実現をめざして約20年間にわたり 下記のようにさまざまな活動を続けてきました。

・ 自治体の情報公開条例の運用についての情報センター
・ 条例利用者に対するサポート・アドバイス
・ 情報公開法に関するシンポジウム・セミナーの開催
・ 情報公開に関する出版物の発行
・ 情報公開に関する調査・研究活動
・ 各地の学習会、セミナーへの講師派遣
・ 情報公開法の動きや情報公開条例の利用についての情報提供

 1999年5月、情報公開法が制定されました。これにより「市民運動」はその当初の目的を達成したため、その名称から「法」を削除して「情報公開 を求める市民運動」に改称しました。そして、これに合わせて、「市民運動」が行ってきた調査研究、事業活動(出版、研修、その他の受託事業)を引き継ぎ、 法人化によってそれらの活動の充実を図るとともに、新たに情報公開の先進事例の創出及び海外NPOとの提携等の活動を加えることで、情報公開の拡充と市民 の知る権利の保障拡大をめざして特定非営利活動法人情報公開クリアリングハウスを設立します。

1999年6月26日

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